20代の社会人であれば、「もう仕事に疲れたから辞めたい」と思ったことが1度はありませんか。
とくに20代は社会人として能力を伸ばす時期なため、仕事に疲れてしまう多くの原因を抱えています。
そこで本記事では、仕事に疲れて辞めたいと思っている20代に向け、「仕事に疲れた20代が退職してもいい理由」や「20代が退職する前に確認しておきたいこと」などについて解説し、どのように行動すれば良いかをお伝えします。
本記事をご覧いただけば、20代が仕事に疲れて辞めたくなった時の対処法がわかりますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
目次
20代で仕事に疲れて退職することはおかしくない
「新卒入社ならとりあえず3年は同じ会社で働け」といった言葉があるように、日本は1つの会社で長期間働くことを重要視する風潮があります。
とくに20代は逃げ癖をつけないためにも、我慢して働くことを上の世代から諭されることが多いことでしょう。
ですが、そういった風潮に反するように、実際は20代でも仕事を辞める人はいますし、2回・3回の転職を行う人は存在します。
以下は、厚生労働省が発表している「令和3年雇用動向調査結果の概要」の性別・年齢階級別の入職と離職のデータを表にしたものになります。
年齢と性別 | 離職率 |
20代前半・男性 | 24.2% |
20代後半・男性 | 19.6% |
20代前半・女性 | 26.9% |
20代後半・女性 | 19.2% |
上記の離職率を見るように、1年間の内に20代のおよそ5人に1人は仕事を辞めていることがわかります。
退職理由を別にすると、20代で仕事を辞めること自体はまったくおかしくないと言えます。
むしろ、20代で仕事を辞めるのは一般的だと言えるデータですね。
辞めることを気にしてしまうのは、風潮の影響でしょうか。
また、厚生労働省は「学歴別就職後3年以内離職率の推移」において、新卒3年以内の離職率についてもデータ(平成30年時点)を算出しています。
学歴 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
中学校卒 | 36.8% | 12.5% | 6.8% |
高校卒 | 16.9% | 11.9% | 8.1% |
短大等卒 | 17.9% | 13.0% | 10.6% |
大学卒 | 11.6% | 11.3% | 8.3% |
新卒1年目~2年目にかけての離職率は10%を超えており、少なくとも10人に1~2人は新卒入社から2年以内に辞めている計算になります。
この数字はもっとも古いデータの昭和62年から大きく変わらないため、新卒だからといって、3年間同じ会社で働くことは当たり前ではないことを示唆しています。
新卒は仕事を辞めないもの、というのは思い込みに過ぎないんですね。
上記の2つのデータからわかるように、多くの20代が仕事を辞めている事実があります。
何らかの理由で仕事に疲れて辞めたいと思うことや、実際に辞めることは特別なことではありませんので、自分を責めたり、負い目に感じる必要はまったくありません。
また、「20代は3年は同じ会社で働くべき」といった風潮を鵜呑みにする必要はなく、キャリア作りは自分で考えて行動することが大切です。
仕事に疲れた20代が退職してもいい理由
退職は大きな決断ですが、仕事に疲れた20代の社会人が退職してもいい理由はいくつかあります。
仕事に疲れた20代が退職してもいい理由
ここでは、上記3つの理由について解説します。
メンタルを壊すと回復することが困難だから
仕事に疲れる理由はさまざまですが、とくに業務や人間関係にストレスを感じている場合は辞める理由になり得ます。
例えば業務であれば、長時間労働・業務量の多さ・適正と異なる業務を任されているなどが挙げられ、このような状態が長期間続くとストレス過多となり、メンタルが不調になる可能性があります。
また、人間関係においては、いじめやハラスメントの常態化・職場の雰囲気が悪すぎるなどの場合、過大なストレスを受け、メンタルを壊してしまうことがあるでしょう。
厚生労働省が監修する働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、メンタルの不調について、以下のような言及がされています。
メンタルヘルス不調からの回復にとって、心身の休養は、専門家による治療と車の両輪にたとえられるほど非常に大切です。病気の種類や重症度によっては、仕事を続けながら通院治療を重ねることで改善する例もありますが、無理をして勤務を続けたために病状がひどくなり、回復に時間がかかってしまうことは非常に多いものです。
こころの耳より
メンタルの不調は1度患うとなかなか回復しないものなので、軽く見てはいけません。
さらに、メンタルの不調は身体と違い実感しづらいため、気づいたら重度のメンタルの不調になっていた、なんてことも珍しくないものです。
業務や職場の人間関係のストレスで疲弊し、仕事を辞めたいと感じているなら、退職(転職)を検討するようにしましょう。
20代なら転職がしやすい
辞めた後の仕事について不安を感じる人も多いでしょうが、吸収力のある20代の若手を欲しがっている企業は多いものです。
転職では、30代以降は経験やスキルが求められますが、20代は「やる気」や「行動力」が評価される傾向にあります。
さらに、1回就職経験のある20代であればビジネス上のマナーやルールについて教育する必要がなく、すぐに実務を教えることができるのも、人材としてのニーズの高さの理由です。
吸収力+ビジネスの基本マナーを知ってるのは強いですね。
特別なスキルがなくても、体力・素直さなど、20代ならではのメリットをアピールするのも有効でしょう。
年齢を重ねるほど転職のハードルが高くなるものですが、20代であれば企業は将来性に投資してくれます。
仕事に疲れてどうしても辞めたい場合は、我慢して今の企業に留まり続けるよりも、転職に踏み切って自身の可能性を試してみることも大切です。
20代ならITエンジニアを目指してみる!
20代の若者向けにキャリア支援を行う株式会社UZUZ(ウズウズ)が提供する「ウズカレIT」は、ITエンジニアを目指す求職者に特化して求職サポートを行うサービスです。
未経験からITエンジニアを目指す人や、手に職をつけてキャリアチェンジをしたい人など、幅広い目的を持った20代の求職者に対応しています。
プログラミング言語・ソースコードの学習をはじめ、実践的な演習問題や優良動画コンテンツなど、学びがはかどる多数の学習環境を用意しており、どなたでも学べる体制が整っていることが魅力のサービスですね。
経済産業省が発表した「IT人材育成の状況等について(※ 1)」によると、日本国内では2030年の時点で約80万人のIT人材不足になる予測がされており、まだまだITエンジニアの需要は高まり続けています。
そのため、将来性を見越したキャリア形成においても、20代が自分の可能性を広げる場としてもITエンジニアがおすすめです。
※1 出典:経済産業省|IT人材育成の状況等について
20代の時間は貴重
お金・能力・健康など、人生の可能性を広げる要素はいくつかありますが、それら以上に貴重なのが「時間」です。
全人類にとって平等な時間ですが、とくに体力・気力・勢いの揃っている20代の時間は人生の中でも重要で、20代の時間をどう使うかでその人の人生が決まってしまう、などとも言われています。
アメリカの心理学者でカウンセラーのメグ・ジェイ氏は、全米で20万部を超えるベストセラーとなった著書「人生は20代で決まる」の中で、次のような提言をしています。
一般に年を取ればとるほど責任は増していきます。結婚し、部下ができ、家を買い、子どもができ、教育費がかかる…
責任が増えれば増えるほど自由な選択は行いづらくなり、20代で歩んできた道から方向転換することがどんどん難しくなります。
「人生は20代で決まる」より
メグ・ジェイ氏の言うように、ライフプランとキャリア設計の観点から、年齢を重ねるほど自由な時間が減っていくことは避けられません。
また、体力も20代から徐々に低下するので、若い時のように睡眠時間・休憩時間を使って何かに取り組むことが難しくなるのも、人生の方向転換が難しくなる要因です。
何者にもなっていない20代だからこそ、仕事を辞める選択が取りやすいと言えます。
20代が仕事を辞めたいと思う主な理由
仕事を辞める20代は多いものですが、退職の理由はさまざまです。
中には「何となく楽しくない」や「通勤が面倒」といった理由で辞める人もいますが、全員がそうではありません。
より本質的な問題を感じて辞める20代も多いものです。
20代が仕事を辞めたいと思う主な理由
ここでは、上記4つの代表的な理由について解説します。
仕事をしていても成長を実感できない
仕事で成長している実感が持てない場合、疲れたと感じて仕事を辞めたくなる場合があります。
とくに20代の若手の場合、スポンジのように吸収できる時期であり、早く一人前の社会人になりたいと成長意欲の強い人が多いものです。
それにも関わらず、指導方法・業務内容・社内評価に手応えがない場合、成長を実感できずに辞めたくなることはよくあることです。
また、今の職場環境は昔と違ってハラスメントが問題視される風潮もあり、上司が部下に厳しく指導できないといった状態になっています。
ハラスメントにならない指導法をレクチャーする講習・セミナーまで開かれており、20代の社会人が上司から厳しい指導を受けにくいのが実情です。
このような風潮から、今の20代の社会人は厳しい指導やを嫌う世代などと誤解されますが、そんなことはありません。
むしろ、過剰に守られ過ぎている今の職場環境では成長できないと感じ、不満を抱く20代が出てきていることも事実としてあります。
キャリアアップを考えている
20代の内にさまざまな業務を経験し、スキルを高めてキャリアアップしたいと考えている場合も、仕事を辞めたい理由になります。
現在の仕事でキャリアに必要なスキル取得ができない場合、日々不満ばかりが募るようになってしまいます。
そうなると仕事自体に「疲れた」と感じるようになってしまい、一刻も早く次の仕事を探そうと考えるようになってしまうものです。
仕事は人生の多くの時間を占めるもの。
だからこそ希望や目標を掲げて働きたいと思うものですよね。
キャリアアップは業務上の責任がそれほど大きくなく、気力・体力・が充実している20代がもっとも適している時期です。
日々の業務で思い描くキャリアに近づけていない場合、仕事を辞めたいと思う20代が出てくるのは必然でしょう。
ハラスメントを受けている
職場の人間関係を理由に仕事を辞める人は多いものですが、とくに上司・同僚などからハラスメントを受けている場合は辞めたくなる理由になります。
時代の流れもあり、職場からハラスメントは減ってきてはいるものの、少なからず残っていることも事実です。
厚生労働省が運営するサイト「あかるい職場応援団」に掲載された定義によると、職場のハラスメントには以下の3つがあります。
- パワーハラスメント(パワハラ)
- セクシャルハラスメント(セクハラ)
- マタニティハラスメント(マタハラ)
どのハラスメントも不快なものであり、メンタルや身体の不調にもつながる重大な問題です。
ハラスメントを受けている場合は、「辞めたい」ではなく「本当に辞めること」を選択肢に入れ、一刻も早く事態の改善に向かう必要があります。
上司・人事部への相談、社内が難しい場合は第三者機関の労働基準監督署・労働組合・厚生労働省の相談窓口へ相談し、1人で抱え込まないようにしましょう。
給料が不満
給料を少なく感じてしまうことも、20代が仕事を辞めたくなる理由の1つです。
もちろん、お金だけが仕事を決める基準ではないですし、将来的に昇給する可能性もあるため、必ずしも辞める理由として適切かは判断しきれません。
また、年功序列によって20代は給料が低い傾向にあることも要因なため、基本的には30代以降より低いとは認識しておく必要はあります。
その上で、20代の社会人が給料の低さに不満を抱く場合、よくあるものとして以下の理由が挙げられます。
- 結婚・車・趣味などにお金が回らない
- 同年代の友人・知人はもっと稼いでいる
- 業務内容に対して給料が少ないと感じる
どの理由も切実な悩みですね。
お金は選択肢を広げてくれるので、20代の若手とはいえ、給料の額は重要になります。
転職で給料が増えた話はSNSでも目にしますので、20代の社会人が給料が少ないことを理由に仕事を辞めたいと思うのも無理はありません。
退職する前に確認しておきたいこと
何らかの理由で退職したい場合、実際に辞める前に確認しておくべきことがあります。
この章でお伝えすることは、納得して退職するためにも重要なポイントになりますので、目を通してみてください。
退職する前に確認しておきたいこと
上記3つの退職する前に確認しておくことについて解説します。
どこの職場でも起こることを理由にしていないか
仕事をする上で、どの職場でも何の仕事をしていても必ず起こる普遍的な問題はあります。
例えば、人間関係・業務上のミス・外部要因のトラブルなどです。
これらは対策することはできますが、全てを防ぎきることはできないものであり、社会人であれば向き合い続けなければならない問題(課題)です。
このような普遍的な問題を理由に仕事を辞めた場合、次の職場でも同じ問題が必ず起こるため、仕事を辞めた意味がなかったといった事態になりかねません。
普遍的な問題にスムーズに対処できるようになるのも、社会人としての成長ですよね。
仕事を辞めて問題を回避していては、成長することができません。
仕事を辞めたくなったらまずはその理由に目を向け、「次の職場でも起こる問題か?」を自問してみると良いでしょう。
辞めた後のプランを用意しているか
辞めたい理由とは別に、辞めた後のプランを用意しているかも判断基準になります。
なぜなら、辞めた後どうするかまで考えて退職しないと、変化を恐れて過剰な不安に駆られたり、上司の引き留めなどで決心が揺らぐことがあるからです。
本気で辞める気があるなら、迷いや不安を振り切るために、在職中に次のプランを用意することは必然でしょう。
逆に言えば、辞めた後のプランを用意していないのであれば、本気で辞める気がないことがわかります。
また、仮にこのような人が勢いのまま退職しても、「前の職場の方が良かった」と後悔する可能性も考えられます。
実は改善できる問題かもしれない
仕事を辞める理由が、実は改善できる問題かどうかを見極めることも、後悔なく仕事を辞めるための重要な判断基準です。
なぜなら、人は目の前の問題を大きくとらえてしまう傾向があり、改善する方法や別の可能性に気づかないことがあるからです。
何かにとらわれて視野が狭くなることは誰でもありますよね。
仕事は一生懸命取り組むものですし、視野が狭くなりがちです。
君もよく水浴びに夢中になって、周囲を水浸しにするよね・・・。
そ、それはちょっと話が違うと思う。
すぐにできる対策としては、誰かに相談するという方法があります。
誰かと問題を共有することで心の負担も小さくなりますし、相談相手が解決のための知識・情報を知っているかもしれません。
誰かに相談することでとらわれから解放され、辞めずに改善できる問題だと気づく可能性があるでしょう。
「働きたくない」などの漠然とした理由を根拠にしてないか
「働きたくない」や「仕事が面倒だ」といった気持ちは、世代関係なく誰もが抱いてしまうものです。
このような感情論は仕事を辞める理由として抽象度が高いため、そのまま根拠にしてはいけません。
「働きたくない」と思ったら自分と向き合い、なぜ「働きたくない」のか突き詰めてみなければ、本当の理由・原因に到達できないからです。
一時的なモチベーションの低下かもしれませんし、体調が影響してることもありますよね。
漠然とした理由で仕事を辞めると、あとで後悔する可能性が高そうです...。
20代が仕事に疲れた時の退職以外の選択肢は?
仕事に疲れたからといって、闇雲に仕事を辞めて良いわけではありません。
仕事を辞めても20代ならいくらでも軌道修正できますが、置かれた状況・本心によっては、辞めない方が良い場合もあります。
ここでは、20代が仕事に疲れた時、退職以外に取れる行動について解説します。
上司や親しい人に悩みを相談する
仕事に疲れたと感じている時は、まずは直属の上司や親しい同僚や友人に相談してみることをおすすめします。
なぜなら、人は話すことでストレスが軽減し、悩みが解決していなくても気持ちに余裕ができるからです。
メンタル疾患や自己啓発などの情報発信をされている精神科医で作家の樺沢紫苑先生は、Web記事の中で以下のようなことを言われています。
「相談する」「カウンセリング」というのも「話す」ことです。「バカヤロー!」と大声で叫べば、スカッとしてストレス解消になります。友達とのおしゃべりでも、ストレス発散できます。さらに、雑談によって人間関係を深めることができますし、適切な「質問」で速やかに問題解決に導かれることもあるでしょう。
ダイヤモンドオンラインより
人に話すということは思っている以上にストレス解消になり、メンタルの安定に繋がります。
また、どうしようもないと思っていた悩みの解決方法を相手が知っていて、すぐに悩みが解消することも考えられます。
人話すことはいくつものメリットがありますので、仕事に疲れたと感じたら辞めるという結論に達する前に、まずは誰かに話を聞いてもらうと良いでしょう。
休暇を取って自分と向き合ってみる
仕事に疲れたと感じている時は、目の前の業務に追われ、内に溜まった負の感情やストレスを後回しにしてしまっている場合も多いものです。
そのため、理由もわからず仕事に疲れていると感じた時は、有給休暇などを利用して自分と向き合う時間を作ってみることが大切です。
とくに20代はガムシャラに仕事をしている人も多く、自分自身の内面について振り返る機会がないですよね・・・。
実はストレスが蓄積されてて、疲れとなって出ている可能性も十分に考えられます。
休暇で仕事から距離を置き、自分の内面や置かれている立場・状況を分析して把握することで、仕事で感じている疲れを軽減させることができるでしょう。
仕事を辞めたい20代が気になる質問【Q&A】
ここでは、仕事を辞めたくなった20代が悩んでいる質問について回答します。
仕事を辞めたい20代が気になる質問
上記の3つの質問について回答します。
Q.20代で仕事を辞めたいと考えるのは甘えですか?
A.まったく甘えではありませんし、辞めたい気持ちが出るのは当たり前です。
どのような仕事もお金をいただく以上はプロですし、結果が求められるのが当然の世界です。
そのようなシビアな世界なら、辞めたいと感じることがあっても無理はありません。
もちろん、努力や改善をして成長することも大切ですが、勉強・スポーツなどと同じように、仕事にも向き不向きがあります。
不向きで合わない仕事を続けるのは辛いものですし、適正を考えて職を選択し直すことも立派な戦略・知恵です。
辞めた経験は次に活かせば良いだけですし、20代なら社会も寛容に見てくれるため、キャリアを立て直すことは難しくないものです。
仮に次の転職先を探しているのであれば、さまざまな情報を集め、自身の適性に合った転職先を探すようにしましょう。
Q.転職は経歴に傷がつくというのは本当ですか?
A.それは現代の仕事観に合わない古い考え方ですので、鵜呑みにしてはいけません。
現代は終身雇用が崩壊し、転職することが当たり前になっており、1つの企業に留まることの方が珍しくなっています。
そのような時代背景もあり、転職への過度なネガティブなイメージは古い価値観だと言わざるを得ません。
また、複数の仕事をするパラレルワークや企業に雇われないフリーランスといった働き方も増えています。
仮に転職により本業で収入ダウンやキャリアダウンしたとしても、他の選択肢でカバーできるのが現代の仕事です。
むしろ、いつまで雇用されるか分からない以上、1つの企業で働いていれば安心といった発想こそ危険だと言えるでしょう。
もちろん、安易に辞めることは信用を下げるのでおすすめしませんが、合わない仕事にしがみつくことは現代では不合理な選択です。
Q.辞めたい気持ちを誰にも相談できません
A.ネットを活用することをおすすめします。
現代にはさまざまな投稿サイト・SNSがありますので、身近な人に相談できない場合はネット上の場を活用すると良いでしょう。
20代で仕事を辞めたいと思ってるのはあなただけではありませんし、人生の先輩方もそのような思いを通ってきているものです。
共感によってお互いが勇気付けられる場合もありますし、参考になるアドバイスがもらえるかもしれません。
もちろん、求めている回答が返ってくるとは限りませんが、1人で悩んでいても前に進めないものです。
まずは、今の想い・考えを吐き出すだけでも良いので、投稿サイト・SNSを活用してみましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本記事でお伝えした内容で、とくに参考にしていただきたい章は、以下の3つです。
上記の3つの章で解説した内容を押さえておくと、20代の社会人が仕事に疲れて辞めたくなった時、より適切なアクションを起こせるようになります。
また、「仕事を辞めたい20代が気になる質問」の回答も併せてチェックしておくと、不安を小さくすることができるでしょう。
20代はさまざまな仕事にチャレンジし、いくつもの成功体験と失敗を重ねながら大きく成長する時期です。
困難にぶつかりやすいからこそ仕事に疲れたと感じ、仕事を辞めたいと思ってしまうものなんですね。
本記事でお伝えした内容を活かし、20代の社会人として納得できるキャリアを歩んでいただければ幸いです。